「大好きな韓国ドラマをお風呂でゆっくり見たいです。防水スマホが必要でしょうか?」
お風呂でTVや音楽を楽しむ人が増えています。
そこで注目されているのが防水スマホ。
湯気や水滴、湯船への水没からスマホを守ってくれます。
お風呂でTVを見るのに防水スマホは必要なのか??
結論:お風呂でTVを見るのに防水スマホは必要ありません!!
今回は、防水スマホが必要ない理由を詳しく解説します。
お風呂でTVを見るのに防水スマホが必要ない3つの理由

お風呂でTVを見るのに、防水スマホが必要ない3つの理由を紹介します。
- 防水スマホが活躍する場が少ない
- 防水スマホはお風呂には向かない
- 防水スマホより防水ケースの方が使い勝手がよい
一つずつ詳しく解説していきます。
①防水スマホが活躍する場が少ない
防水スマホが活躍する場面は、主に次の二つです。
- 突発的な水没のトラブルを防ぎたい
- 水中でスマホを利用したい
突発的な水没のトラブルを防ぎたい
海やプールなど水まわりで仕事をしている人は、スマホを水没させてしまう可能性が高くなります。
水まわり以外でも屋外で仕事をしている人は、急な雨でカバンやポケットに入れたスマホが水浸しになる恐れもあります。
うっかりしていてトイレにポチャリという人もいるでしょう。
防水スマホを利用すれば、このような突発的な水没や水浸しのトラブルを防ぐことができます。
ただしお風呂でTVを見たいという人は、このような突発的なトラブルに備える必要はありません。
そもそも湯船の近くでスマホを利用するのですから、はなから水没や水浸しになることを前提にお風呂に持ち込むことになります。

水没や水浸しを見越した対策をすれば、なにも防水スマホである必要はありませんね。
水中でスマホを利用したい
シュノーケリングやダイビングを楽しむ人は、水中でカメラ撮影したいという人も多いと思います。
プールで遊ぶ子供たちを水中から記録しておきたいという人もいるかもしれません。
防水スマホの中には、水中でも利用できる完全防水のタイプも存在します。
完全防水のスマホであれば、このような場面でも問題なくカメラ撮影が可能です。
ただし、お風呂でTVを見たいという人は、なにも湯船の中にスマホを沈めてTVを見たいわけではないないでしょう。



お風呂でTVを見るだけなら防水スマホが活躍する場面は少なさそうですね。
②防水スマホはお風呂には向かない
意外と知られていませんが、防水スマホは実はお風呂が苦手です。
その理由は「お湯の温度」と「水質」にあります。
防水スマホが性能は発揮できるのは、「常温の真水」に水没したときです。
スマホは熱をとても嫌います。
真夏の車の中にスマホを置き忘れて、温度異常の警報が出ているのを見たことがある人もいるんじゃないでしょうか。
お風呂のお湯は40度近い高温で、防水スマホの性能が低下してしまいます。
湯船に含まれる人の垢や石鹸のカスなどの不純物も、防水性能を低下させます。
つまり、お風呂の中では防水スマホが保証している本来の性能を発揮することができないということです。
③防水スマホより防水ケースの方が使い勝手がよい


お風呂でTVを見るために必要なのは、なにも防水スマホだけではありません。
防水スマホを利用する代わりに、「防水ケース」を利用するという方法があります。
「防水ケース」には水まわりでの水没を防ぐためのものから、水中でカメラ撮影をするためのものまでさまざまな種類があります。
お風呂でTVを見るのであれば、操作性の良さや画面の見やすさなどを重視して選べばいいでしょう。
出し入れしやすいのは大切ですが、不意な落下で中身のスマホが出てこないものを選ぶことも重要です。
お風呂でTVを見たいだけだという人は、高額な防水スマホよりも防水ケースを用意するほうが費用も安く抑えられます。
実際に防水ケースを利用している人のレビュー記事をいくつか紹介します。
使い方や使用感を知りたい方は是非ご覧ください。
また、防水ケースを選ぶ際は使っているスマホのワンサイズ大きいものを選ぶことがオススメだそうです。
ワンサイズ大きめの防水ケースだとケースをつけたまま防水ケースに入れる事が出来るのですごく楽です!
参考| スマホ通信情報局



スマホケースをつけたまま、防水ケースに納められるので使い勝手がよくなりますね。
お風呂で快適にTVを見るために備えておきたいこと


ここまでお風呂でTVを見たい人に防水スマホが必要でない理由をご紹介してきました。
防水スマホの代わりに、「防水ケース」を利用すれば、費用を抑えて快適なお風呂TV生活を送ることができます。
ただし、防水ケースを利用すれば100%水没のリスクを防げるわけではありません。
ついうっかりで、スマホを湯船に水没させてしまうこともあるかもしれません。
ここでは、安心してお風呂でTVを楽しむために事前にやっておいた方が良いことを紹介します。
- 水没したときの対処法を把握しておく
- スマホのデータをバックアップしておく
- 水没に対応した保証に加入しておく
お風呂でTVを見る前に、ぜひ準備しておきましょう。
水没したときの対処法を把握しておく
防水ケースからスマホが外れてしまうなど、万が一スマホが水没したときの対処方法を事前に把握しておきましょう。
スマホが水没した時は、どのような対処をするかで水没したスマホが復活できるかが大きく変わります。
水没したときには、次のような行動は絶対にしてはいけません。
- スマホの電源をいれる
- スマホを充電する
- スマホを激しく降る
本来であれば復活できたであろうスマホを永久に使えなくしてしまう恐れがあります。
スマホのデータをバックアップしておく
スマホが水没して困るのが、「スマホのデータの紛失」です。
思い出の写真や動画、仕事先の連絡先など貴重なデータは水没により紛失する前にバックアップを取っておきましょう。
自宅のパソコンやハードディスクに保管する方法もありますが、クラウド上にデータを保管するサービスも充実しています。
「Google drive」など無料で使えるものもありますし、中には自動でアップロードしてくれるものもあります。
万が一のトラブルで後悔する前に、大切なデータは事前にバックアップを取っておきましょう。
水没に対応した保証に加入しておく
スマホが水没して困るもうひとつは、「水没時の修理代や新しいスマホの購入代金」です。
スマホを水没させるとデータ復旧に高額な修理費用が必要です。
修理ができずに新しい端末を購入するのにも費用がかかります。
通信キャリアやAppleのスマホ保証に加入していれば万が一の修理代金を保証してくれます。
スマホの保証は水没だけでなく、画面割れや盗難、紛失までも補償してくれるので万が一の時も安心です。



ただし、これらのスマホ保証は「中古スマホ」や「格安SIM」を利用している人は利用できません。
中古スマホや格安SIMを利用している人は「スマホ保険」を利用することで、同等の保証を受けられます。
水没して高額な修理代金を請求される前に、水没に対応したスマホの保証に加入しておきましょう。
まとめ


今回は、お風呂でTVを見たい人に防水スマホが必要ない理由を紹介してきました。
- 水廻りで仕事をしていて突発的な水没のトラブルに備えたい
- 水中でスマホを利用したい
防水スマホは、このような要望がある人にマッチした商品です。
防水スマホ自体は魅力的な商品ですが、一般的なスマホと比べて金額が高いのがネックです。
防水性能を向上させたかわりに、内部に熱がたまりやすくなって、スマホの動作が遅くなるなどのデメリットもあります。



お風呂でTVを見たいというだけの人は、防水スマホではなく防水ケースを利用するのがおすすめです。
ただし、防水ケースでも万が一のトラブルを100%防げるわけではありません。
お風呂で安心してTVを見るためには事前の準備もしっかりしておきましょう。
中古スマホや格安SIMを利用している人は「スマホ保険」を利用してみましょう。
スマホ保険についてもっと知りたい方は、こちらの記事でも詳しく解説しています。
気になる方はぜひご覧ください。