- サラリーマンになったから読書を趣味にしたい。
- どんな本を読めばいいのかわからない。
今回は20代の今だからこそ読んでおくべきおすすめな本を5つのジャンルに分けて20冊ご紹介します。
- 小説
- 自己啓発書
- ビジネス書
- お金の本
- ノンフィクション

けど、活字が苦手だから20冊も読めないよ。



そんな人も大丈夫。読書が苦手な人でも本が楽しめる方法も記事の後半で併せてご紹介します。
20代で読むべきおすすめ本20選


さっそく20代の君におすすめしたい本を20冊紹介します。
どれも私が実際に読んで感銘を受けた本ばかりです。
興味が出たものから順に読み始めてみてください。
①小説
「小説は読んでも意味がない」と考える人も多いようです。



いえいえ、決してそんなことはありませんよ。
小説に出てくる登場人物の思考や行動に思いを寄せることで、他人の気持ちを感じる心の洞察力が鍛えられます。
時代は違えど同じ20代として、過去の偉人たちはどのようなことを考えていたのか思いを馳せてみてください。
燃えよ剣
「燃えよ剣」は歴史作家である司馬遼太郎の代表作です。
新選組の土方歳三の生涯を描いた時代小説。
司馬遼太郎の作品はどれも史実に基づいて、時代背景や登場人物を忠実に描くのが特徴です。



幕末を生きた20代の若者たちが日本の未来を憂い、それぞれの立場でそれぞれの正義を貫く姿に心を打たれます。
同じ20代の若者として、ぜひ読んでおきたい一冊です。
海賊と呼ばれた男
「海賊と呼ばれた男」は、出光興産創業者の出光佐三をモデルとした歴史小説です。
大胆な発想や行動力で世界を相手に大事業を成し遂げていく、一人の男の人生が描かれています。
戦後の日本を復興するため、武士道を貫き通した主人公の姿は同じ見習うべきところが多くあります。



巨大な資本や権力に屈せずに自分の信じた信念を貫き通す、そんなビッグな男になりたいものですね。
②自己啓発書
20代のうちには、ぜひ色々なジャンルの本を読んでほしいと思います。
自己啓発本もその一種。
自分とは異なる発想や考え方に触れることで、視野が大きく広がります。
学問のすすめ
「学問のすすめ」は、福沢諭吉が学問の重要性を説いた現代人の必読書です。
福沢諭吉といえば「天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず」という言葉が有名ですね。
私が個人的に「学問のすすめ」で好きな箇所は「男子たるもの家族の衣食住を満たすだけで、満足してはいけない」というくだりです。(確かこんな感じだっと思います)
自分の家族の幸せだけを満たして満足してはいけない。世のため人のために学問を学び社会に貢献しよう。
2024年の現代でも家族を満たすことに必死になっているのに、100年も前から「それではいけないよ」と説いているところが視野が広くてすごいな感じたのを覚えています。
嫌われる勇気
「嫌われる勇気」は、自己啓発の源流であるアドラー心理学の教えをわかりやすく解説した作品です。



20代ともなると社会に揉まれて、人間関係の悩みが多くなりますね。
嫌われる勇気を持つことで、人に好かれることにこだわらず自分の好きなように生きられると教えてくれる一冊です。
慣れないサラリーマン生活で何もかも嫌になってしまった人は、嫌われる勇気を持って他人の言動に振り回されることなく、自分らしく自由に生きてみてはどうでしょうか。
20歳の自分に受けさせたい文章講義
「20歳の自分に受けさせたい文章講義」は、『話せるのに書けない』と悩む20代のビジネスパーソンにぜひ読んでもらいたい一冊です。
社会に出るとメールや報告書、議事録や提案書まで多くの文章を書かなければならない場面に遭遇します。
小学校から大学まで十数年間も国語の勉強をしてきたにもかかわらず、多くの日本人はまともな文章が書けません。
文章が上手な人は「話すように書け」と言いいますが、話すように書いていたらまともな文章は書けるようになりません。



この本を読めば「なぜ自分は文章が書けないのか?」の謎が解明します。
『話せるのに書けない』と悩む20代の全ての人に、ぜひ読んでほしい一冊です。
③ビジネス書
20代になったら小説やエッセイだけでなく、ぜひビジネス書にもチャレンジしてほしいと思います。
自己啓発書もビジネス書の一種ですが、経済や経営などより仕事に特化した内容が学べるのがビジネス書です。
企業の経営者やリーダーたちのほとんどは、毎日のようにビジネス書で新しい知識やスキルを吸収しています。
駆け出しの20代のうちにこそ、ビジネス書を読む習慣を身につけておきましょう。
人を動かす
「人を動かす」は、会社やチームで部下やグループをまとめていく人たちにぜひとも読んでほしい一冊です。
「どうしてあの人は、あんなに魅力的なんだろうか?」
「どうしてあの人は、いつもみんなが慕っているんだろうか?」
このように感じるリーダーは、人を動かす知識を持っているかもしれません。



知ることに早すぎることはありません。
リーダーになる前に、人を動かす知識をつけておきましょう。
ジェームズクリアー式複利で伸びる一つの習慣
「ジェームズクリアー式複利で伸びる一つの習慣」は、習慣にスポットをあてた人生のバイブルにひとつです。
良い習慣は、良い人生を導く。
いたって単純、いたって簡単。
ありきたりな主張に聞こえますが、生物学、神経科学、哲学、心理学など様々な視点から「よい習慣」について考察しています。
良い習慣は、健康、お金、人間関係、ビジネスを一変させます。



なにも世界を変えるような特別なことをする必要はありません。
- 朝早く起きる
- 家族にありがとうと伝える
- 適度に運動する
このような毎日のなにげない習慣が複利の力を利用して、どんどん人生を良くしていきます。
良い習慣を身につけるのは早いに越したことはありません。
20代の今だからこそ、身につけておきたい知識のひとつです。
ユダヤの商法
「ユダヤの商法」は、マクドナルドを日本に連れてきた名経営者である藤田田氏が書き記したビジネス書です。
藤田さんは若いころからユダヤ人との付き合いが深く、彼らから学んだビジネスのノウハウをこの一冊にまとめました。
世界一の大富豪民族であるユダヤ人のビジネススキルを藤田氏と同じ20代のうちから吸収しておきましょう。



第二のマクドナルドを日本に送り込むのは、あなたかもしれませんよ。
USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?
「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きにに走ったのか?」は、没落寸前だったユニバーサルスタジオジャパン(USJ)を奇跡のV字回復させたマーケターの森岡毅氏が執筆したビジネス書です。
私はこの本を読むまではマーケティングは、ただのテレビCMのことだと思っていました。
これだけ聞いても「なんのこっちゃ??」と感じますね。
マーケティングとはどういったものなのか、誰にでも理解できるように優しく解説されています。
本書はお堅いビジネス書ではなく、ノンフィクションの経済活劇です。



この作品をきっかけにマーケターになりたいと志した若者は多いのではないでしょうか。
20代にうちに、出来るだけ早く読んでおくことを強くおすすめします。
ドリルを売るには穴を売れ
「ドリルを売るには穴を売れ」は、「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?」と同じマーケティングの本です。
「マーケティングって面白そう!」と感じた方は、ぜひこちらの作品も読んでみてください。
「ドリルを買いに来る客はドリルが欲しいのではなく、ドリルが空ける穴が欲しいのだ。我々は穴を売るべきだ!」
という、初めて聞いた人にとっては、理解に苦しむぶっ飛んだ主張の本です。
しかし、本書を読み進めていくうちに顧客が求めているものの本質を理解して、顧客が本当に欲しいものを売るのがマーケティング企業の務めだと理解できるようになります。



20代にうちからマーケティングを学んでいたら、社内のライバルたちを出し抜くこと間違いなしです。
ぜひ、今のうちに読んでみてください。
非常識な成功法則
「非常識な成功法則」は、ビジネス書界の巨匠である神田昌典氏が執筆した書籍です。
これまで常識だと言われてきた成功法則は役に立たない、非常識にこそ成功のカギがあるという過激的な内容の一冊です。
- やりたくないことを探せ
- いやな客に頭を下げるな
- 謙虚を嫌悪して、傲慢に徹しろ
などなど。
一見すると非常識な主張ばかりですが、「そんな常識的なことばかり言ってるから、いつまでも成功できないんだよ」とおしりをペンペンしてくれます。



20代の頭が柔らかい今のうちに、常識を疑い非常識で魅力的な思想を手に入れてみてください。
決断力
「決断力」は、元大阪市長・大阪府知事を務めた橋本徹氏が書いたビジネス書です。
大阪都構想をぶち上げ日本中から批判を受けていた当時、橋本氏がどのようなことを考えて大舞台で決断してきたかがわかる一冊です。
この本を読むと倒産寸前だった大阪市の財政を立て直したのは、ひとえに橋本氏の尽力のおかげだったと感じます。



「この人まじでやべえな」と感じた一冊です。
男「橋本徹」が知りたい人は、ぜひ読んでみてください。
④お金の本
20代で読んでおくべき本のジャンルをひとつだけ選べと言われたら、迷うことなく「お金の本」を選択するでしょう。
悲しいかな、日本では国語や数学、歴史の勉強は教えてくれても、人生ももっとも大切なお金の勉強は誰も教えてくれません。
だからこそ、20代の今からお金の勉強を始めましょう。
私の財産告白
「私の財産告白」は、一代で巨万の財産を築いた本多静六氏が書いた書籍です。
本多氏の有名な貯蓄法のひとつに「収入の25%を天引き貯蓄に回す」というものがあります。
現在の天引き貯金の元祖です。
「貯金なんかしても意味ないよ」と感じている人は、騙されたと思って本書を読んでみてください。



もしかしたら君も、一代で巨万の財産を築く資産家になれるかもしれません。
サラリーマンは二度破産する
「サラリーマンは二度破産する」
なんとも恐ろしいタイトルですが、日本のサラリーマンの多くは人生で二度も破産の危機があるといいます。
結婚して子供が生まれ、マイホームを購入して平凡な生活を送る。
茹でガエルになる前に、自分の身に降りかかる火の粉を払い除ける必要があります。



幸せな生活を守るために、お金の勉強を始めましょう。
サラリーマンは二度破産する、ノストラダムスの大予言よりは現実的なアドバイスですよ。
となりの億万長者
「となりの億万長者」とは、1万人以上の富裕層を調査した結果得られた驚くべき内容がまとめられた一冊です。
億万長者と聞くと、高級車にブランド品の装飾、ベイエリアのタワマンに住んで、海外旅行を毎年楽しんでいるとイメージがあるかもしれません。
しかし、多くの富裕層を調査した結果、億万長者の多くは倹約に努め、質素な暮らしをしていたことがわかりました。
「金持ちはみんなケチだって言うもんね」と言う声が聞こえてきそうですが、それだけではありません。
億万長者には夫婦共働きで、平均年収程度の給料しか稼いでいない家庭も多くいることがわかりました。



この結果から、著書が何を伝えたいのかわかりますか?
平均年収並みの給料で夫婦でせっせと働き、倹約に努めながら質素な暮らしを心がけたら誰でも億万長者になれるチャンスがあるということです。
私もこの一冊の出会ったことで「いっちょ億万長者にでもなってみっか!」と倹約を始めました。
嬉しいことにあと20年もすれば億万長者の仲間入りです。
君も億万長者の仲間入りを目指しませんか?
臆病者のための億万長者入門
「臆病者のための億万長者入門」は、20代が知っておきたい社会のお金に関するあれやこれやの知識が一気に学べるTheお金の本と言うべき一冊です。
保険、宝くじ、為替、株、投資信託、不動産などなど。
お金初心者にはとっつきにくい内容ばかりですが、いざ読んでみるとあら不思議。
お金で騙されないために、お金で苦労しないために、お金を上手に使って自由な生活を手に入れるために、臆病者の億万長者入門を読んでおきましょう。
生命保険のからくり
「生命保険のからくり」は、マイホームの次に大きな買い物と言われる保険の仕組みについてわかりやすく解説してくれる一冊です。
新社会人デビューと共に「万が一の時に安心だから」と生保レディーに言われるがままに入ってしまった生命保険。
一つ聞きますが「その万が一って、いったいどんな時ですか?」
この質問に明確に答えられなかった方は、今すぐその保険解約しちゃいましょう。



安心して生活するために保険は大事です。
しかし、何が万が一で、何が安心なのかも理解していないのに加入している保険こそ無駄なものはありません。
万が一の時の安心を手に入れるためにも、人生の2番目に大きな買い物についてしっかり勉強しておきましょう。
⑤ノンフィクション
20代では自己啓発書やビジネス書だけでなく、エッセイやノンフィクションのような作品にもぜひチャレンジしてみてください。
明日使える知識ではないかもしれない。
それでも、一生使える知識になる可能性があるのがノンフィクションジャンルです。
銃・病原菌・鉄
「銃・病原菌・鉄」は、西洋人がなぜ世界を席巻したのかを紀元前までさかのぼり検証した一大スペクタル作品です。
西洋人はアジアやアフリカ、南米の人たちよりも民族的に優れていたのか。
長い長い、本当に長い歴史を辿ってその謎に迫るノンフィクション作品です。



これ、本当に面白い(いとをかし)です。
内容はとても難しく、読むのは結構大変ですが、そこに書かれている史実がこれまた面白い。
なるほど、そんな理由で西洋人が世界を席巻したのねと納得させられる一冊です。
お金の流れでわかる世界の歴史
「お金の流れでわかる世界の歴史」は、中学・高校で学んであの出来事やこの出来事を「お金」というフィルターを通して読み解こうと言う一冊です。
『ローマ帝国は脱税で滅んだ』とか、『ナポレオンは冬将軍ではなく金融破綻で戦争に負けた』とか。
「えっ!?あの歴史的大事件はもっとドラマティックな出来事じゃなかったの?」とがっかりさせられるぐらい、歴史の裏画にはお金のトラブルが潜んでいます。
歴史の違った側面を見られる良書です。
妻のトリセツ・夫のトリセツ
「妻のトリセツ」「夫のトリセツ」は、お互いに相手を理解し合っている夫婦でさえこんなにも考えていることが違うんだよと気づかせてくれる一冊です。
本書は20代に読んでおくべきおすすめ本に加えるかどうか最後まで悩んだ一冊です。
夫婦の本であれば20代には少し早いかなと感じたからです。
年齢に関係なく、自分と価値観の違う相手を理解することはとても大事です。
現在、夫婦や恋人との関係で悩んでいる人は、ぜひ読んでみてください。
「なるほど、なるほど、あの人がいつも不機嫌なのはそのせいなんだ」と理解できること請け売りです。
読書が苦手な20代が本好きになる方法





20代のうちに読んでおくべき本はわかったけど、そもそも読書が苦手…



本って高いよね。20冊も買うお金がないな



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まとめ


20代の今だからこそ読んでおきたいおすすめ本20選を紹介してきました。
どれも私自身が読んで人生が大きく変わったな感じる本ばかりです。



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