新しいスマホを購入したら、次に気になるのがスマホ端末の補償。
通信キャリアや格安SIM会社からはさまざまなスマホの保証サービスが提供されていますが、今はスマホも個別に保険に入る時代です。
今回はそんなスマホ保険の中から、「モバイル保険」について紹介します。
通信キャリアのスマホ保証や「AppleCare+」との違いを比較しながら、「モバイル保険」のサービス内容を詳しく紹介してきます。
どのスマホ保険を選ぼうか迷っている人は是非最後までご覧ください。
「モバイル保険」以外のスマホ保険について知りたい方は、スマホ保険を徹底比較で詳しく紹介しています。
モバイル保険の魅力を紹介
「モバイル保険」は「さくら少額短期保険株式会社」が提供するスマホの故障や破損、盗難などのトラブルに対応した保険です。
加入できる保険のプランは一種類のみのシンプルな商品です。
AppleCare+のように機種によって保険料が変動せず、どんな機種でも同じ金額でサービスを受けることができます。
まずは、「モバイル保険」の魅力をご紹介します。
一つの保険でモバイル端末を3台まで補償！！！
「モバイル保険」の最大の魅力は、なんといっても「一つの保険でモバイル端末を3台まで補償してくれる」ことです。
スマホはもちろんのこと、タブレットやイヤホンなど、身の回りのモバイル端末を合計3台まで補償してくれます。
- タブレット
- ノートパソコン
- イヤホン
- スマートウォッチ
- Wifiルーター
- 携帯ゲーム機
追加できる機器は、通信機能でスマホと接続できるものであればなんでもOKです。
通信キャリアのスマホ保証やAppleCare+にはこのようなサービスはありません。
Aさん「モバイル保険」はスマホ保険でありながら、タブレット保険であり、イヤホン保険であり、ノートパソコン保険でもあるんですね。
スマホのほかにもイヤホンやタブレットなど、モバイル端末を多く持っている人には魅力的な保険です。
自己負担額が無料！！
| モバイル保険 | 通信キャリア 例）ドコモ | AppleCare+ | |
|---|---|---|---|
| 画面破損 | 0円 | 補償対象内 0円 | 3,700円 |
| その他の故障 | 0円 | 3,300円 （iPhone以外） 5,500円 （iPhone） | 12,900円 |
通信キャリアのスマホ保証やAppleCare+は補償を受けるときに、自己負担額が発生します。
「モバイル保険」は自己負担金額が一切不要です。
ドコモの保証サービスは補償対象内は無料ですが、それ以外の場合は自己負担金額が3,300円〜5,500円必要です。
AppleCare+では画面破損以外の故障の場合、12,900円も自己負担額を負担しなければなりません。
Aさんいつどんなトラブルに巻き込まれても、自己負担額がゼロなのはとっても安心ですね。
「気軽に修理を」がコンセプト
「モバイル保険」のサービスのコンセプトは「気軽に修理を」です。
自己負担金額をゼロ円にして利用者の負担を減らし、スマホ以外のモバイル端末も補償を受けられます。
Aさん「モバイル保険」には、「修理費用を気にせず、スマホを長く使ってもらいたい」という思いが込められています。
モバイル保険のプランをご紹介
| 月額料金 | 700円 |
| 補償金額 | 10万円（年間） |
| 破損 | 〇 |
| 水没 | 〇 |
| 盗難 | 〇 |
| 紛失 | × |
| データ復旧 | × |
| バッテリー交換 | × |
続いて、「モバイル保険」のプラン内容をご紹介します。
保険料はどの機種も月額700円の一律料金
| モバイル保険 | 通信キャリア | AppleCare+ | |
|---|---|---|---|
| 月額料金 | 700円 | 500円～ 1,190円 | 600円～ 1,390円 |
「モバイル保険」の月額料金はスマホ端末の機種を選ばず月額700円の一律料金です。
通信キャリアのスマホ保証やAppleCare+は機種によっては1,000円を超えるので、「モバイル保険」の一律料金にはメリットがありますね。
10万円までしっかり補償
| モバイル保険 | 通信キャリア | AppleCare+ | |
|---|---|---|---|
| 補償金額 | 10万円 （3万円） | 修理費を負担 | 修理費を負担 |
スマホの修理代はとても高額です。
- 画面破損 1～3万円
- 水没修理 3～5万円
「モバイル保険」の補償金額は主端末で10万円、副端末も2台合計で３万円まで補償してくれます。
スマホの修理代はどうしても高額になってしまいますが、10万円まで補償しれもらえれば十分に対応できます。
通信キャリアのスマホ保証やAppleCare+も修理費用をしっかりサポートしてくれます。
Aさん補償金額の点では大きな差はないかもしれませんね。
補償対象は少し物足りないかも
| モバイル保険 | 通信キャリア | AppleCare+ | |
|---|---|---|---|
| 破損 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 水没 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 盗難 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 紛失 | × | 〇 | 〇 |
| データ復旧 | × | 〇 | × |
| バッテリー交換 | × | 〇 | 〇 |
「モバイル保険」は破損、水没、盗難のトラブルに対応しています。
ただし、紛失・データ復旧・バッテリー交換のトラブルには対応していません。
バッテリー交換は経年劣化で修理や故障ではないということなんでしょう。
そういう点では、経年劣化も補償対象になっている通信キャリアや「AppleCare+」のほうが保証が充実していますね。
また盗難時も補償金額が主端末で2.5万円、副端末で0.75万円まで減額されてしまいます。
最も多いトラブルは落下による破損と水没です。
Aさんどこまで補償して欲しいかで選ぶ保証が決まってきそうですね。
モバイル保険のメリット
「モバイル保険」のプラン内容を紹介してきました。
ここからは、「モバイル保険」のメリットについて詳しく紹介していきます。
- 修理は提携修理店でなくてもOK
- キャリア乗り換えでも補償は継続
- 中古スマホも保証が可能
- キャッシュレス修理
- 補償期間に制限なし
修理は提携修理店でなくてもOK
「モバイル保険」の修理は提携修理店でなくてもOKです。
通信キャリアのスマホ保証やAppleCare+は、指定された提携修理店でしか補償を受けれません。
近くに、提携修理店があればよいですがiPhoneなどは、提携修理店が近くにないこともあります。
提携修理店は待ち時間が長かったり、修理に出したら戻ってくるまで数週間かかってしまうなんていうこともあります。
Aさんモバイル保険なら近所の修理屋さんに慌てて頼んで補償対象から外たという心配もありませんね。
逆に、iPhoneなどは街の修理屋さんではなく、Appleの正規の提携修理店で修理を依頼したいという人もいるでしょう。
街の修理屋さんはもちろん、正規窓口の修理代金もしっかり補償してくれます。
キャリア乗り換えでも補償は継続
通信キャリアのスマホ保証は、キャリアを乗り換えると保証がなくなってしまいます。
（2021年9月ドコモでは、キャリア乗り換え後も補償してくれるサービスが始まりました。ドコモの「ケータイ補償サービス」、回線解約後も利用可能に）
乗り換え先でスマホ保証に入り直さなけれなばりませんし、途中からの保証に入れないキャリアも存在します。
「モバイル保険」ならキャリアを乗り換えてもスマホの補償が継続します。
Aさん面倒な手続きも一切不要で楽々です。
中古スマホも補償が可能
通信キャリアのスマホ保証やAppleCare+は中古スマホを補償してくれません。
「モバイル保険」は中古スマホでも補償を受けることができます。
ただし、中古スマホを登録するためには「販売店の保証が3か月以上ついていること」が条件です。
Aさんヤフオクやメルカリなどのオークションサイトで購入したスマホも対象外となるので注意しましょう。
中古スマホの保証については、 中古スマホの保証が心配？初期不良から故障までタイプ別に最適な保証をご紹介でも紹介しています。
キャッシュレス修理
「モバイル保険」のユニークなサービスにキャッシュレス修理というものがあります。
キャッシュレス修理とは、提携している修理店に事前予約をしておくと店頭での支払いが不要になるサービスです。
スマホ保険は修理報告書や領収書、故障時の写真など補償を受ける際の手続きが面倒なのが欠点です。
Aさんモバイル保険なら修理代の立替も不要で、面倒な請求手続きなくラクチンですね。
補償期間に制限なし
「モバイル保険」は補償期間に期限がありません。
AppleCare+は手厚いサポートのかわりに補償期間が２年と限定されています。
大切なiPhoneですから２年と言わず、いつまでも長く安心して使いたいですよね。
「モバイル保険」なら保険料を払い続ける限り、いつまででも補償を受けることが可能です。
Aさん保証期間切れを心配せずに長く安心して使い続けられますね。
モバイル保険の注意点
次に「モバイル保険」の注意点もいくつか紹介しておきます。
しっかり、理解して「こんなはずじゃなかった…」ということがないようにしておきましょう。
- 登録機器に条件がある
- 副端末は補償開始日が異なる
- 修理不能・盗難の場合は補償金額が減額される
- 国外でのトラブルは補償対象外
登録機器の条件がある
「モバイル保険」に機器を登録するには次の加入条件を満たしている必要があります。
- 登録時において新規取得した日から1年未満の機器
- 新規取得した日から1年以上経過しているものでも当保険へ申込みをおこなう時点で、メーカーまたは通信キャリアが提供する有償の補償サービスに加入しており、かつ当該サービスにより補償が受けられる状態のもの。
「モバイル保険」は新しい端末が登録対象です。
すでに持っている古い機器は対象外となる可能性があります。
また、機器登録には取得日がわかるレシートや領収書などの提出が必要です。
条件に当てはまらない機器は、補償の対象から外れてしまうので注意しましょう。
副端末は保証開始日が異なる
| 主端末 | 副端末 | |
|---|---|---|
| 補償開始日 | 翌日 | 30日後 |
主端末は加入日の翌日から補償が開始されます。
一方、副端末は機器登録30日後からしか補償を受けることができません。
「モバイル保険」加入後すぐに、副端末が破損しないように十分注意しましょう。
修理不能・盗難は補償金額が減額される
| 主端末 | 副端末 （2台の合計） | |
|---|---|---|
| 修理可能な場合 | 10万円 | 3万円 |
| 修理不能/盗難の場合 | 2.5万円 | 0.75万円 |
補償金額は主端末と副端末で異なります。
主端末は上限10万円まで保証されますが、副端末は2台合計で3万円です。
修理不能・盗難の場合は、補償金額が減額されてしまうので注意しましょう。
国外でのトラブルは補償対象外
「モバイル保険」での補償は国内で起きたものに限定されています。
国外で起きたトラブルは補償の対象から外れてしまうので注意しましょう。
旅行や出張など海外で利用することが多い人は、その期間は補償から外さてしまいます。
Aさん海外にいく機会が多い人には向かないかもしれませんね。
モバイル保険の評判・口コミ
今度は、「モバイル保険」の評判や口コミを見てみましょう。
「モバイル保険」に好意的な口コミ
「モバイル保険」はAppleCare+より料金が安く、変更する人もいるみたいですね。
格安SIMに乗り換えたタイミングで、「モバイル保険」の加入する人も多いようです。
これはなかなかのツワモノです（笑）。
壊れても修理費がいらないことをいいことにノーガードで戦いを挑んでいます。
複数台のメリットを感じている人が多い
新しくタブレットやイヤホンを購入したときに、「モバイル保険」に登録している人が多いですね。
街の修理店もオススメ
スマホの修理屋さんも「モバイル保険」をおススメしていますね。
やっぱりAppleCare+が好みの人も
「モバイル保険」はバッテリー交換が対象外で、エクスプレス交換サービスなどそのほかのサービスに魅力を感じている人は、AppleCare+を選択している人もいるみたいですね。
モバイル保険への疑問
最後に、モバイル保険へ抱いている疑問について答えていきたいと思います。
まとめ
今回は「モバイル保険」について紹介しました。
スマホ補償には、通信キャリアのスマホ保証やAppleCare+などがあります。
「モバイル保険」はこれらのサービスと同じ料金で加入でき、充実した補償を受けることが可能です。
通信キャリアのスマホ保証やAppleCare+ では加入できなかった中古スマホにも対応しています。
タブレットやイヤホンなど、一つの保険で３台まで補償して欲しいという人はぜひ「モバイル保険」への加入を検討してみてください。
スマホ保険については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
あなたにぴったりのスマホ保険を見つけてみてください。
