「家の中でスマホがなくなって困っています。家を出る直前に限ってスマホがどっかにいってしまうんです。出勤前の焦りは尋常がありません。」
慌ただしい朝の時間にスマホがどこかに行ってしまってイライラすることありますよね。
ついさっきまでそこに置いていたつもりなのに、どこを探しても見当たらない。
ZIPPO社が調べたとある調査では日本人は平均して、1カ月のうちに76分も探し物をしているそうです。

あなたにも心当たりあるんじゃないですか?
今回は家の中で、すぐにスマホをなくしてしまう人に、なくしたスマホを簡単に見つける方法を紹介します。
家を出る前のイライラを無くすために、ぜひ最後までご覧ください。
家の中でスマホをなくした!イライラせずにスマホを見つける方法


家の中で無くしたスマホを見つける方法、それはズバリ「スマホから音を鳴らして場所を知らせる」です。
「あれっ!?スマホがない」って時に近くに家族や友人がいたら、「ちょっと着信ならしてくれない?」って頼みますね。
家の中でもその方法で見つけようという事です。
でも近くに家族や友人がいなかったらそんなことお願いできないよ。
とか、
普段はマナーモードに設定してるから着信をならしても、音が鳴らないわ。
という人もいるかもしれません。



心配は入りません。
そんな人でも、なくしたスマホを鳴らして場所を特定することは可能です。
使っているスマホがAndroidかiPhoneなのかで方法が少し異なります。
順に紹介していきましょう。
Androidスマホを探す場合


Androidのスマホを利用している人は、「端末を探す」機能を利用してスマホから音を鳴らすことができます。
- Googleアカウントを取得する
- 端末の設定を行う
- 「デバイスを探す」からスマホを探す
- 専用アプリからスマホを探す
- リモートでスマホの音を鳴らす
具体的な手順を詳しく紹介していきます。
Googleアカウントを取得する
Andoroidスマホを見つけるためには、事前にスマホとGoogleアカウントを紐づけておく必要があります。
スマホを購入したら、真っ先にGoogleアカウントを取得して、購入したスマホにアカウントを追加しましょう。
Googleアカウントは、「氏名」「ユーザー名」「パスワード」を入力すれば簡単に作れます。



まだGoogleアカウントを持っていない人は、この機会にアカウントを作成してみましょう。
端末の設定を行う
Googleアカウントを取得したら、次はAndroidスマホの設定をしておきます。
まずは、デバイスを探すをオンにします。
[設定]>[セキュリティ]>[デバイスを探す] > ON
次に位置情報をオンにします。
[設定]>[セキュリティ]>[位置情報] > ON
今度は Google play の表示をオンにします。
Google play の表示は「play.google.com/settings 」にアクセスし、「表示」でデバイスを選択しすることがで設定できます。
購入したAndroidスマホが2段階認証プロセスを利用してるときは、バックアップを有効にします。
スマホで「Google アカウント」にアクセスして設定を行います。
「セキュリティ」 > 「Googleへのログイン」 > 「2段階プロセス」 > 「バックアップコード」or「バックパック用電話番号」のいずれかを設定
「デバイスを探す」からスマホを探す
端末の設定が完了したら、実際にスマホを探すことができるか試してみましょう。
パソコンやスマホ、タブレットからGoogleの「デバイスを探す」にアクセスして、取得したGoogleアカウントでログインします。
ログインができたら、探したいデバイスを選択します。



ここまでできたらスマホを探す設定は完了です。
専用アプリからスマホを探す


スマホを探すのは専用のアプリからでも可能です。
「Google play」から「デバイスを探す」というアプリをダウンロードして、Googleアカウントを追加設定しましょう。
スマホのほかにタブレットなどを持っている人は、ぜひダウンロードしておきましょう。
リモートでスマホの音を鳴らす
パソコンやタブレットのインターネットブラウザや、「デバイスを探す」アプリを設定すれば、スマホをなくした場合にさまざまな機能を利用することができます。
利用できる機能には次のようなものがあります。
- リモートでスマホの音を鳴らす
- 位置を確認する
- スマホをロックする
- デバイスのデータを消去する
- 画面に任意のメッセージを表示する
このなかで、家の中でスマホをなくした人が使うのは、「リモートでスマホの音を鳴らす」です。
リモートの操作で、5分の間、最大音量でスマホを鳴らすことができます。
普段はマナーモードに設定している人も、無条件で音を鳴らすことができるため、いつでも捜索が可能です。



これさえマスターすれば、どんなに忙しい朝でも簡単にスマホを捜索できますね。
iPhoenを利用している人


使っているスマホがiPhoneの場合も、基本的な操作は同じです。
- iPhoneの設定を行う
- iCloudの「iPhoneを探す」からスマホを探す
- 専用アプリからスマホを探す
- リモートでiPhoneの音を鳴らす
こちらも、順にご紹介します。
iPhoneの設定を行う
まずはiPhoneの設定をしておきます。
iPhoneを探すをオンにします。
[設定]>[探す]>[iPhoneを探す] > ON
次に位置情報をオンにします。
[設定]>[プライバシー]>[位置情報サービス] > 「探す」 > ON



Androidに比べると、設定自体は簡単ですね。
iCloudの「iPhoneを探す」からスマホを探す
パソコンやほかのスマホからiCloudに接続して、 「iPhoneを探す」 からスマホを探します。
専用アプリからスマホを探す


Androidと同様に、iPhoneにもスマホをを探すための専用のアプリがあります。
MacBookやiPadにアプリをダウンロードしてiPhoneを探します。
リモートでiPhoneの音を鳴らす
iCloudの「iPhoneを探す」にアクセスするか、専用アプリから「サウンドを再生する」をタップします。
選択したiPhoneから、ソナー音が再生されます。
Androidスマホと同様に、マナーモードでも音を鳴らすことができます。



AndroidもiPhoneも操作は簡単ですね。
「スマホを探す」を利用する際の注意点


家の中でスマホをなくしても、「スマホを探す」機能を使えば簡単にスマホを見つけることができます。
なんだ、これでいつでも焦らずスマホの捜索ができるな。
と思っているでしょうが、そこはちょっとまってください。
「スマホを探す」はとても便利な機能ですが、抑えておきたい注意点もいくつか存在します。



大事な時に使えなかったとならないために、注意点もしっかりと抑えておきましょう。
ほかのデバイスがないと利用できない
「スマホを探す」の設定を事前に行なっていても、家の中でなくしたスマホ以外にネットに接続できるデバイスがなければリモートでスマホの音を鳴らすことができません。
スマホ以外に、タブレットやパソコンを持っていない人は残念ながら、「スマホを探す」機能を利用することができません。
電源がオフだと利用きない
いざスマホを鳴らそうと思っても、なくしたスマホの電源が切れていたらリモートで音を鳴らすことができません。
スマホの音を鳴らせるように、充電には常に気をつけておきましょう。
電波が届かない場所では使えない
スマホの音は、リモートで信号を送って再生させています。
マンションの一室では電波が入りづらい場所もあります。
住んでいる場所によってはもともと電波が入るづらいような場所もあるかもしれません。
たまたま電波の入らない場所で落ちてしまっていたら、リモートからの再生ができない場合もあるので注意しましょう。
「スマホを探す」 以外でスマホを見つける方法


家族と一緒に住んでいる人はいいですが、一人暮らしをしていて、ネットに接続できる他のデバイスを持っていない人は残念ながら「スマホを探す」機能を利用できません。
そんな…、私は地道にスマホを探さないといけないの?
いえいえ、そんなことはありませんよ。
最後に、「スマホを探す」機能以外で家の中で無くしたスマホを探す方法もご紹介します。
- スマートタグを利用する
- AppleWatchと連携する
- スマホ探しアプリを導入する



これであなたも安心です。
スマートタグを利用する


スマートタグとは、鍵やスマホなど身の回りの貴重品を無くさないように開発された商品です。
鍵や財布などの貴重品にスマートタグを取り付ければ、スマホからスマートタグの位置情報を把握して貴重品を無くした時にすぐに見つけることができるようになります。
スマートタグの機能の一つとして、タグをスマホから見つけるだけでなく、タグからスマホの場所を見つけるものもあります。
タグのボタンを押せば、リモートでスマホの音を鳴らすことができます。
鍵がなくなればスマホから居場所を把握して、スマホがなくなれば鍵についたスマートタグからスマホの位置を音でお知らせしてくれます。



これって、地味に便利なグッズですよね。
おすすめスマートタグ「Tile Mate」
スマホとBluetoothで接続しておけば、Tileの本体をダブルクリックすることでスマホを鳴らすことが出来ます。
Tile Mateをキーにつけておけば、毎朝の「あれ鍵どこやった?」の大慌てをスマホから簡単に探し出すことも可能です。
「Tile Mate」の使い方や感想は、まっきょんさんのブログ「makkyon web」で見ることができます。
スマートタグについて、興味がる人は是非一度ご覧ください。
AppleWatchと連携する
Appleユーザーであれば、AppleWatchからiPhoneを探すことも可能です。
AppleWatchの画面下をフリックして「コントロールセンター」 > 「iPhoneを探す」をタップします。
iPhone以外の他のデバイスがなくても、AppleWatchがあればiPhoneの音を鳴らすことができます。
音を鳴らすだけでなく、フラッシュライトを光らせることもできるので車の中で落とした場合などは、場所が特定しやすくなるのでとても便利です。
スマホ探しアプリを導入する


スマホを探すことに特化したアプリを利用することもできます。
例えばこちらの「携帯を探す:ホイッスル – スマートフォンはどこで?」を利用すれば、事前に登録した口笛の音色でスマホを探すことができます。
スマホの近くで口笛を吹けば、スマホが反応して音を鳴らすといった面白いアプリです。
わたし口笛吹けないんです。
そんな人も大丈夫。口笛が吹けない人は、事前の登録をホイッスルの音色にしていれば口笛でなくても反応してくれます。



大事な時にホイッスルがないってことがないようにしておかなければなりませんね。
まとめ


今回は家の中でなくしてしまったスマホを簡単に探す方法をご紹介しました。
スマホ以外にタブレットやパソコンを持っている人は「スマホを探す」機能を使えば、忙しい出勤前のイライラを減らすことができます。
一人暮らしでスマホ以外のデバイスを持っていない人もスマートタグやスマホ探しアプリを利用すれば、簡単に無くしたスマホを見つけることができます。
「スマホを探す」機能を使って、探しもの時間を減らしイライラしない楽しい毎日を送ってください。